第29回住まいリフォームコンクール 特別賞受賞

鹿児島県住宅・建築総合センター主催の住まいリフォームコンクールで3年連続受賞しました。

 

 

今回受賞名は「鎮守の杜の古民家」です。

工事をさせていただいた施主様に感謝しております。

三年前は、「先祖から受け継ぐ古民家」で理事長賞、二年前は「暮らしに溶け込む茶室で」

企画賞でした。

 

これからも経験と知恵をだし、いろんな工事にチャレンジして、まいりたいと思います。

 

よろしくお願いいたします。


古民家再築(美山)10完成2

空き家だったこの家を改修し 新たな持ち主が暮らすんです。

玄関内です。

↓はキッチンです。

そして和室の部屋が洋間になりました。壁は漆喰です。天井は既存

のままです。↓

この様に築50年ぐらい経つ木造家屋は、ほとんどが自然乾燥材を

使用しています。メンテナンス、補修をすることで、まだまだ

十分暮らせます。そして日本の木材と大工の技術を次世代に継承できる

と思います。

 


古民家再築(美山)9完成1

空き家・移住・テレワーク、鹿児島県日置市(美山)の改修工事完成写真です。

玄関付近です。

施工前からすると、だいぶすっきりとなりました。

↓リビングです、施工前は和室二部屋でした。

畳を中央に4.5帖分だけ敷きました。リビングに変身した部屋は、いろんな

レイアウトができますね。

施工前は広縁でした、今は土間の多目的ホールになっています。

この部屋では色んな事できますね。カフェ、教室?

次回も完成写真アップしますね。


古民家再築(美山)8

床下清掃・束補強も行い、床の断熱材も敷設完了です。

断熱材の上に床下地材を敷き詰めて仕上げ材の順で施工していきます。

壁の断熱材も取り付けます。

最後に天井にも断熱材を敷設します。

これから仕上げに入ります。

 

工事は急ピッチで仕上げています、次回は完成写真をアップ出来ると思います

空き家の改修の「カタチ」 是非ご覧ください。

 


古民家再築(美山)7

床の解体状況が終わり、床下の清掃をしこの時に床下の点検します。

 

床を支える束木が不足していますので、新たに設置します。

↓床下にコンクリートの土台を設置し柱を取り付けます。

 

和室の天井を取り外すと立派な梁が見えて来ました。

この部屋は、リビングになります。

経年変化による古材の強度の増大

一般に鉄やプラスチックなどの材料は、新しい時が一番強く、古くなるにつれて

弱くなってしまうが、逆に木材は、時間とともにどんどん強度を増してゆく。

樹齢100年のヒノキの場合、伐採されてから100年後に最も引っ張り強度圧縮

強度が増していると報告があるそうです。


古民家再築(美山)6

そういえばこのお宅は、一年以上空き家だったそうです。

 

内部解体は、畳、床、壁、天井の不具合部分を中心に解体します。

「産業廃棄物問題」についてちょっと調べました。

古民家を解体して出てくる廃棄物は、産業廃棄物として扱われ。収集運搬、

中間処理を経て最終処分される。増え続ける産業廃棄物抑制のために200年

12月6日に「循環型社会形成基本法」が制定され3R(さんあーる)活動と

して廃棄物の発生抑制が推進され効果が表れているそうです。

3Rとは、

   廃棄物の発生抑制(リデュース=Reduce)

   使用済製品などの適正な再利用(リュース=Reuse)

   そして最終的な資源再生(リサイクル=Recycle)

↑解体して出てくる産業廃棄物は木材+がれき+コンクリートなどです。

出来るだけ使える木材等は再利用するようにしています。


古民家再築(美山)5

施工前の写真これで最後になります、玄関付近です、外壁の板壁はできるだけ

再利用します。

お客様が初めて目にするのはその家の玄関であり、玄関はおもてなしの気持ち

を表現する場所なのです。

玄関の格式は身分を示しており古民家の形式により部材の組み合わせが異なる

そうです。

玄関はそもそもは禅に入る入り口を意味し、平安時代の中門廊(ちゅうもんろう)

という玄関の前身であったものが武家の台頭とともに発展し、江戸時代に確立

されたそうです。

玄関は身分が表現される部分で、一部のものしか玄関を持つことは許可されず、

明治に入りやっと一般家庭にも造られるようになり、

また床の間と同じく「真、行、草」しん、ぎょう、そうの仕様があり、角材や

柾目を使ったものが、格式高いとされるそうです。

古民家の楽しみ方に庭を眺めるというものがあります。各家趣味を凝らし、日本の

四季や山河を箱庭と同じように凝縮して表現しています。

 

次回から工事状況をアップしていきます。

 

 

 

 


古民家再築(美山)4

浴室の施工前の写真です。 

今回の工事でシステムバスに変わります。                                        

                                                                     

↓和室A施工前の写真です、今回のお宅は、お部屋はすべて和室作り(真壁)です、

「真壁造」とは、構造材である柱が露出し、構造と意匠が直結した納まりになること

を真壁というそうです。つまり柱が見えている工法、伝統的な工法なのです。

「大壁」とは、柱の両面に仕上げ材を施し、柱を包み込む構成。

そして壁は、塗り壁で仕上げています、ほとんどの部屋は畳を外しフローリングに

変わります、現在の塗り壁は剥ぎ取り、新たに漆喰を塗ります、

漆喰(しっくい)とは、消石灰や貝灰に麻苆(あさすさ)炊き出した海藻のりを

練り混ぜたものです。今回の改修では、ちょっと多めの苆をまぜ漆喰仕上げに

します。

 


古民家再築(美山)3

施工前の玄関付近です、玄関とホール・廊下の仕上げ材が変わります。

 

↓キッチン付近です、流し台も新しくなります。

キッチンは、ほぼすべての仕上げ材(下地材)が、新しく変わります。

 

和室の隣にある広縁です、天井が低いですね、増築されてますね。この広縁の床を

取り、土間にします。

「広縁」は、通常座敷の外に直線上あるいはL字型に配置された通路部分で「くれ縁」

ともいうそうです。「濡れ縁」は、建物外部の庭に向けて設置された固定の床で、

壁や雨戸のないものです。

「縁側」とは、建物の縁(へり)部分に張り出して設けられた板敷きの通路、広縁

と濡れ縁の総称であるそうです。「人と出会いご縁があった」という場合の

「ご縁」の由来になったともされるそうです。

 


古民家再築(美山)2

改修前の和室二部屋です。この和室の心地よさ(強度を増す木材、畳、真壁、聚楽壁、等)

を残しつつ、新たな空間(リビング)へ改修していきます。

築50年ほど経っていますが、仕上げ材は、きれいです、改修する前にいろいろ点検が必要です

床下の調査を行った結果、床を支える束等の補強と、土台等腐食個所の

取り換えが必要になりました。

今回の改修でこの和室をリビングとして使う為、床はフローリングとし一部畳を敷きます、

天井の上にある建物を支える梁(立派な梁)を、リビングのシンボルとして新たな空間作りにも

役に立ってもらいます。

和室には、床の間もあります、

床の間の分類は、書のおける楷書、行書、草書と同じく「真」「行」「草」と分類します、

正式で格式の高い形が「真」で最もくずされた形式が「草」となりますが、その基準は極めて

曖昧で主観的なものであるそうです、床の間の形で考えれば、床の間、床脇、書院がそろって

居るものが「真」床脇、書院、いずれかを省略したものが「行」床の間だけのものが、「草」

とする考え方もあるそうです。するとこのお宅は、「行」ですね。

残念ですが今回の改修で床の間は、なくなります。

 

 

 


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